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    3月18日日曜朝8時から1時間、InterFMからの放送を行いました。
    出演は、Dave Fromm(InterFM / ザ DAVE FROMM SHOW)と、上杉隆(TOKYO FM / TIME LINE)の2人。

    震災から1年の3月11日に、Dave Frommが被災地を訪ね、様々な取材を行いました。ここでは現地の言葉をご紹介します。

    *仙台市内荒浜地区の中学生
    「簡単に頑張れって言わないでください。」
    「流された家のローンと、今のアパートのローンの二重ローンに苦しんでいます。」

    *その先生は
    「(同じ仙台市で)2-3キロ先は被害を受けていなので、(そこから)2-3キロ先にこんな光景が広がっているなんて、誰も思わないと思う。特にこの荒浜地区はテレビにも取り上げられなかったので。同じ仙台市にもこういうところがあるんだよと知ってもらうだけでもずいぶん違うんじゃないかな。」

    *南三陸町の漁師の男性
    「海に対して、仕事に対して気持ちが揺らぐことはないね、この1年。変わったのはボランティアさんとか、結構知り合って、、感謝の気持ちっていうか、いろんな人に会ったから。それは財産になりそうかな、って思うよね。」
    「1000年に1回の災害なのに、マニュアル通りで何も進まないよね。ちょっと(時間が)かかり過ぎ。」

    *帰省中だった気仙沼出身で普段は東京で暮らしている男性
    「ボランティアの皆さんは温度が高い。気仙沼の文化の中に、大きな賑わいというものは、そこまで高いものはないけど、皆さんの気持ちが嬉しいから笑顔で接するけど、ひとりになって仮設住宅に戻っていった人たちは、気仙沼の感覚だから耐えるんですよね。夢にも見る。だけどまた次の朝起きたら、そのままじっと静かだったらマイナスしか考えない。これからまた明るく生きて行こうという元気を貰えるから外に出て、笑顔になる。笑顔しかない、って思っているけど、暗い面を感じながら平行して生きている、っていうところを、ふるさと気仙沼の人間から見ると、笑顔の背中にある重い感じを感じるから、一緒に笑顔にはなりたい。だからそうするけど。冗談も言うけど。その人が半分泣きながらも、笑顔であることも感じる。」

    また、番組では、財団法人仙台国際交流協会の高平尚子さんと電話を繋ぎました。

    仙台国際交流協会では「仙台市災害多言語支援センター」という事業があり、外国語によるラジオ番組を制作しています。
    震災直後から言語ボランティアの活動を展開し、昨年7月より「SIRA多言語放送局」というジオ番組を制作。英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、タガログ語、モンゴル語での番組を、仙台市の「FMいずみ797」と「FMたいはく」でオンエアされています。
    楽しく生活情報を伝える事、外国人が必要としていることを正確に伝えるということに気をつけている。ラジオを聴く習慣が無かった被災地の在日外国人の方に、ラジオを聴く習慣を付けてほしい、という想いで番組を作っている。ということです。

    被災地では、いまもコミュニティFM/臨時災害放送局が、地域に根差した放送で、被災地の皆さんと同じ時間、同じ空気を共有しながら、彼らにしか出来ない放送を続けています。
    ラジオフレンズでは、これからもコミュニティFM/臨時災害放送局への応援を呼びかけていきます。

    RADIO FRIENDS ~つながるラジオ~ 第7弾
    放送日:2012年3月18日日曜日 8:00-9:00 @76.1 InterFM
    出演:デイブ・フロム / 上杉隆 / 高平尚子
    制作:尾崎行知 / 橋本一作 / 秋元真理

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